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作品ID:613

こちらの作品は、「お気軽感想希望」で、ジャンルは「一般小説」です。

文字数約3594文字 読了時間約2分 原稿用紙約5枚


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カレン ■遠藤 敬之 


小説の属性:一般小説 / 現代ファンタジー / お気軽感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし /

私の知り合いについて

作品紹介

こちらに目を通していただいてありがとうございます。

駄文ですがよろしくお願いします。



今日も、友人について書いてみる。
この作業?を繰り返して早五年たつ。

あまりにも、毎日書きすぎて習慣化してきている。
気がする…。今日は、誰にも話さなかった私のノートの思い出に浸ろうかな。
気ままで、身勝手な私の…思い出。


9歳の頃、担任の先生から「日記をつけてみたら?」の言葉から始めた。
正直、日記の始まりが、「いつ・どこで・なにが・どうした」から始めた 日記は…つまらなかった。 

他人の日記はいつ見ても面白いし、書いた人物の思考が読み取れて興味深かった。それに比べて私の日記は、面白味の欠片もなかった。
全て、知っている事。その時何をしたのか知ってもなんの新鮮味もなかった。

単純に飽きっぽい性格が関係しているのだろう。

だから、私は 日記を書き始めた9歳よりも昔から付き合っている友人。
その子について書き始めた。 日記としてではなく、「思想ノート」として…。

最初の書き出しは「私の大好きなお友達」なんて、可愛らしい出だしではなかった。

実際は、「私の知り合いについて」だった。きりの良い所で始めようと、9歳の
お盆に始めたこの思想ノート。その前に、当時の私に五、六ケ所突っ込みたい。

きりの良い所で、始めたいと思いつつ何故お盆に書いた?
まだ、書くなら元日じゃないのか?

そもそも、このタイトルはあまりにも素っ気なさすぎるだろう。
私は9歳の頃に何があったというのだろうか?

という、突っ込みをさせるために書いたのかもしれない。
本当に、過去に戻れるなら問いただしたい。

おっと、思考がづれてしまった。
そろそろ 例の思想ノートの内容について触れてみようか。

9歳の頃から書き始め、現在13歳まで書き続けている私。
その友人について、書き始めようとしたきっかけ。

先ほども思った通り、私は自分自身について書く日記に退屈していた。
でも、私の友人…本人曰く「親友だよ!」は、面白いほどに退屈しなかった。

私も、変わっているが 彼女もなかなか変わっていると思う。
10歳の夏休みの宿題の絵は、富士山を描こう!と言って、私達二人だけで新幹線に乗って 静岡まで行ったことがあるし、森に冒険だ!言ったと思ったら、
本当に 見た事のない祠をみつけるし…。

一言で表すと、「リードを忘れたおバカな奴」かもしれない。

本人に言ったら、「リードって人間でもつけられるの?」とのことだった。

友人の外見はというと、綺麗な長髪に透き通るような笑み。
どちらかというと整った顔の方だろう。
黙っていれば、可愛らしい優等生だろうか?

黙っているところは、殆ど見た事がないが…。

そんな友人の毎日を日々つけ続けると、気づくことがある。
私の話の聞き手にまわることが多くなった様に感じる。
それは、私がおしゃべりなった訳でも、彼女が口数が減った訳でもない。

ただ、一瞬の間に幸せそうな笑みを浮かべる時間が増えた。ということだ。

いつものように近辺の公園で本を読んでいると、ドタドタと慌しい足音が聞こえてきた。

どうやら、彼女がやってきたらしい。それにしても、女の子なのだから、もう少し静かに走った方が良いのではないだろうか?
彼女が、まだズボンをはいているなら分かる。しかし、いつもの彼女の服装から
考えてまずないだろう。

「おはよう!花ちゃーーーん!」そんな私の心配をよそに走って近づいてくる。
「うん。お早う。」そのまま、私に抱きつこうとしたのですぐに避ける。

「え?ちょっと…待って!」普通なら、相手に抱きつこうとした体勢から元の
体勢に戻すのは難しいだろう。しかも、地面ギリギリに顔があるのだ。

が、すんなりと元の姿勢に戻ると無邪気な笑みを浮かべる友人。

「いきなり避けないでよ!びっくりするじゃん!」少し困ったような表情になる。  

待て、何故いま事も無げに姿勢を戻した?
普通なら両手をついてから立ち上がらないか?
なんで、巻き戻しビデオみたいに立ち上がれるんだ?
という私の常識は友人には通用しないらしい。

今は、夏休みに入り 家で読書すると電気代がバカにならないので、外で読書している。そして、友人は 家だと五月蠅い!と叱られるため、外にでているらしい。
それは、逆に近所迷惑になるんじゃないだろうか?
と思って聞いてみたところ…
「あ、花ちゃんがしっかりしてるから、任せられるって! お母さんが。」
そうか。ありがたいのか どうか分からない。

「ふーん。そう。」と興味なさげに返事したところ、ションボリとさせてしまった。
「花ちゃん。クール過ぎるよ…。」公園のベンチに腰かけながら足をプラプラさせる友人。

「じゃあ、どうしてほしいの?」「その本の内容を教えて。」
嬉しそうにリクエストしてきたのでとりあえず読んでみる。
「むかし、むかし あるところに…。」
「あ、昔話だったんだ!」

いや、違う。

「一本の木に赤いリンゴがなっていました。」
「うん、うん。」
「その赤いリンゴの木の下である一人の男性がおりました。」
「すると、一個のリンゴが落ちてきたのです。」
「その男性はなぜ物は落ちるのだろう?と考えました。」
「重力かな?」と友人は言った。
「では、なんで月もリンゴと同じ様に引力にひかれて、落ちないんだろう?」
「そうだ、月も地球に引っ張られているんだ!」

「おしまい。」
「え?続きは?」「彼が導きだした万有引力の法則は…」

「え?それって 昔話じゃないの?」「いや、理学の本」
呆気にとられる友人に苦笑する私。

「逆に おかしいな?って思わなかったの?」
「思ったけど…。」と難しそうな顔をする彼女。
少し冗談を言ったつもりが逆効果だったらしい。

本当に、彼女がこれから先どうなるか心配になってきた。

これが、私と彼女の普段の会話。
よく周りからは、「猫と犬みたいだ。」と比喩される。

夕方になり日も随分傾き始めたころだった。
「花ちゃん!」「何?」「その話さ、どっかで聞いた事ある気がするんだ。」

「その話って…。林檎の?」「うん。その話って、ニュートンさんっていう」
「そうだけど。理科の授業で習ったからじゃない?」
「そうかなー?なんか 違う気がするけどな。」
なんだったけ?と悩む友人をよそに 再び本を読みだす私。

別に…。思いだしても思いださなくてもきっと…困らないから。

あ、そういえば ここ林檎の木なかったけ?

そんな なんの変哲もないことを考えながえていると 線香のにおいが鼻についた。

あぁ、そろそろお盆が近いな。

「ねえ?」珍しく私から声をかけてみる。すると、相手は心底嬉しそうな顔をする。
「何?」 「あんた、良かったね。元気な体で生まれてこれて。」
「どうしたの?」 「もし、私が居なくなったらどうする?」

何を言ってるんだ?と でもいいたげな表情のあなた。

「昔、私に言ってたことのお返し。」
「そんな事言ったかな?」




昔 こんな話を友人としたのを覚えている。暑くて日に当たると肌が
痛かった頃だった。

「ねえ?○○ちゃん…。」これは、私の名前だ。
「ん?」その時も私は気のない返事を返していたと思う。

「もし、もしもだよ!私が此処からいなくなったら…。」

「どうする?」緊張した面持ちで聞いてくる友人に目を静かに見つめてみる。

「どうもしない。」「え?」「冗談。」「え、ええ!?」
「今、言ったらもっと悲しくなるでしょう?」

図星をつかれたような顔をする彼女。「そう…なんだけどね…。」

「私、あと三か月になったの…。だから…。」

そうか。と この時の私はそう思った。
もう、この子の声も、笑顔もみれなくなるのか…。

「あの…。さ…。この世界じゃ、私達は友達になれたから」

「きっと、また 会えると思うんだ!」 は?何を言っているんだろうか?

「ねえ?来世って信じる?」 「なんで?」 突然どうしたのだろう?

「来世でまた私と会ったら何をする?」

ーそうね。その時はあんたのことでも日記に書くわ。ー



「また、あんたに会えたから約束守ってるわよ。」
「ん?なんて言った?」
「さぁね。」

「ねぇ?あんた 前世って信じる?」



後書き

この作品を見ていただいてありがとうございます。

前世と現世が繋がった物語が書ければ…と思い書きました。


作者 カレン
投稿日:2017/07/27 12:52:14
更新日:2017/07/27 12:55:53
『私の知り合いについて』の著作権は、すべて作者 カレン様に属します。
HP『未設定

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