小説を「読む」「書く」「学ぶ」なら

創作は力なり(ロンバルディア大公国)


小説鍛錬室

   小説投稿室へ
運営方針(感想&評価について)

読了ボタンへ
作品紹介へ
感想&批評へ
作者の住民票へ

作品ID:641

こちらの作品は、「お気軽感想希望」で、ジャンルは「一般小説」です。

文字数約1739文字 読了時間約1分 原稿用紙約3枚


読了ボタン

button design:白銀さん Thanks!
※β版(試用版)の機能のため、表示や動作が変更になる場合があります。

あなたの読了ステータス

(読了ボタン正常)一般ユーザと認識
「雨夜鳥」を読み始めました。

読了ステータス(人数)

読了(29)・読中(1)・読止(0)・一般PV数(234)

読了した住民(一般ユーザは含まれません)

遠藤 敬之 


小説の属性:一般小説 / 未選択 / お気軽感想希望 / 初投稿・初心者 / 年齢制限なし /

雨夜鳥

作品紹介

居酒屋にて晴れを待つ、正反対の2人の会話録。

※注意
・全文会話です。
・特定の事物、人物、ジャンルをけなす意図はありません。
・言葉遊び風のサムイ掛け合いがあります。


A「ひどい雨だ。良かった、近くに避難できそうな居酒屋があって」
B「しかし、さっきまで晴れてたのにこの変わり様……女心と秋の空、いや、男2人だから、男心と秋の空か。どちらにしても、嫌な季節だ」
A「言えてるな。とりあえず、中入ろうぜ」
C「いらっしゃい」
A「親父さん。悪いんだけど、上着2人分どっかにかけておいてもらっていいかな?」
C「仕方ないな。ほら、上着預かるから席着きな。注文は?」
A「うーん……じゃあ、焼き鳥の盛り合わせ2つ」
B「後、生のジョッキ2つお願いします」
C「あいよ」
A「いやあ、それにしても雨なん――うわっ! びっくりした!」
B「雷も落ちてきたな。お天道様もお怒りみたいだ」
A「ああ、そうだな。へそ取られないように隠しとこっと。お前もしっかり隠しとかないと、へそ取られるぞ?」
B「お前、まだそんな迷信信じてんのかよ。俺の場合、取られるへそはないがな」
A「相変わらず、へそ曲がってんなあ」
C「へいお待ち。焼き鳥の盛り合わせと、生のジョッキ2つ」
A「親父さん、ありがとう。よし、とりあえず乾杯するか」
B「そうだな」
A「乾杯!」
B「乾杯!」
A「……プハッ。うめー! それで、さっきの話の続きだけど、お前王道のバトル漫画とか嫌いだよな」
B「ああ。いかにもなバトル漫画は、正直虫唾が走る。邪道の極みみたいなキャラクターとか、クソ野郎共の漫画はすきだがな」
A「訳分かんない感性してるな」
B「蛇の道は蛇だ。邪道の事は邪道にしか分からんさ。俺たち邪道は、影の存在として、地べた這いずり回ってるよ」
A「そんなもんかね? 俺には理解できないな。分かり合うことはできないのか?」
B「こっちの気持ちを理解する意志のない人間を理解するつもりはない。大体王道ってなんだよ? 型にばっかりはまりやがって」
A「んな、いいだろ? 型にはまったって。何がそんなに気に食わないんだ?」
B「全部だ。今例を挙げるとすれば、お前が着ているボーダーシャツ。周りの人間と同じ柄で気持ち悪い」
A「何だよ、これはファッションの『王道』だろ?」
B「何が王道だ。王道なのに横縞じゃねえか。笑わせるな、へそで茶が沸くぜ。まあ、沸かすへそなんてないけどな」
A「そんなの関係ないだろ。この際、王道側から言わせてもらうけどな、邪道側の何でもありは卑怯なんだよ。そんなの形無しじゃないか」
B「何言ってんだ。真実は1つでも、正解は1つじゃねえんだよ。どの道通ってもローマに着けば大団円、違うか?」
A「いや、まあ一理あるけど。過程も大事だぜ? 正々堂々やらなきゃ、最後に胸張って笑えないだろ?」
B「いや、大いに笑えるね。王道の型にはまりすぎて、道『草』も食えないんじゃ、人生に楽しみなんてありゃしねえ」
A「お前はな――」
B「もう1つ言わせてもらうと、ことファッションに関しては、王道も安牌扱いになるじゃねえか」
A「べ、別にいいだろ。そのおかげで、服選びに時間取られずに済むし」
B「皆が安牌ばっかだったら、そのまま相手に流されるのがオチだ」
A「いや、もしかしたらワンチャンスあるかもしれないぞ?」
B「いや、ないね。ノーチャンスだ。筋読まれて、金振り込んで和了(ほーら)見たことか、ってなるのが目に見えてる。下手すりゃ負のスパイラルにはまって、どことは言わないがとぶかもな」
A「う……で、でも、奇を衒ったって変わらないだろう?」
B「ああ、確かにそうだな。まあこっちは、鳴かず飛ばずの焼き鳥が関の山だ。誰かに振り込まないように、精々気をつけるよ」
A「相変わらず、ひねくれてるなあ……お、晴れてきた」
B「ああ、本当だ。焼き鳥も食ったし、そろそろ行くか」
A「ああ、そうだな。親父さん、お会計」
C「あいよ。これが伝票な」
B「これ半分。あとの半分は出してもらってもいいか?」
A「オッケー。親父さん、これで頼む。うわ、上着の下びしょびしょだ。親父さん、雑巾お願い!」
B「拭いてくか。立つ鳥跡を濁さずってな」
A「ほら、くだらないこと言ってないで、手を動かせ」

後書き

未設定


作者 惨文文士
投稿日:2018/07/04 17:35:15
更新日:2018/07/04 17:35:15
『雨夜鳥』の著作権は、すべて作者 惨文文士様に属します。
HP『惨文文士 twitter

読了ボタン

button design:白銀さん Thanks!

読了:小説を読み終えた場合クリックしてください。
読中:小説を読んでいる途中の状態です。小説を開いた場合自動で設定されるため、誤って「読了」「読止」押してしまい、戻したい場合クリックしてください。
読止:小説を最後まで読むのを諦めた場合クリックしてください。
※β版(試用版)の機能のため、表示や動作が変更になる場合があります。

自己評価


感想&批評

作品ID:641
「雨夜鳥」へ

小説の冒頭へ
作品紹介へ
感想&批評へ
作者の住民票へ

ADMIN
MENU
ホームへ
公国案内
掲示板へ
リンクへ

【小説関連メニュー】
小説講座
小説コラム
小説鍛錬室
小説投稿室
(連載可)
住民票一覧

【その他メニュー】
運営方針・規約等
旅立ちの間
お問い合わせ
(※上の掲示板にてご連絡願います。)


リンク共有お願いします!

かんたん相互リンク
ID
PASS
入力情報保存

新規登録


IE7.0 firefox3.5 safari4.0 google chorme3.0 上記ブラウザで動作確認済み 無料レンタル掲示板ブログ無料作成携帯アクセス解析無料CMS