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作品ID:157
「炎に従う〈はずの〉召喚獣」へ

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炎に従う〈はずの〉召喚獣

小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結

前書き・紹介


クリスタル・ガーデン In クライマックス。

前の話 目次 次の話

 現状を簡単に説明すると一行で終わる。

 説明文は「危険」で終わる。

 もっと詳しく知りたいならこの隣で暴れる召喚獣を止めるのを手伝ってくれたら教えてもいい。

 つまりそういうこと。

 この隣に居る真っ白〈心は現在真っ黒に染まっている〉召喚獣に振り回され、危険な状態に陥っていてとてもじゃないが現状を説明しろと言われても説明などできない。



「オーティス……。確かに最高責任者に苛立つのも分かる。だけど仮想空間で暴れなくても……」

「空を勝手に創りだした処罰はポイント稼ぎ? というかポイントなんて召喚獣には障れないだろうがー!」

「オーティスー! 責任者の首を掴むなっ! そしてそのまま走っていこうとするな! あぁ! 責任者の生命がぁ……!」

「ポイント稼ぎなんてことできるかっ! 大体ガーデン側は一体何を考えている!? フェクトは兎も角として私は空を新たに創りだした召喚獣だぞ! 評価はされても処罰など受ける意味がわからないっ!」

「……オーティス。一応言っておく。空を作り出したのは俺。んでその準備をしてくれたのはオーティス。ということは俺とオーティスはこの件に関してだけど、評価はされても処罰の意味がわからない、が正しいと思うんだ」

 オーティスが先ほどから暴れている意味。それがガーデン側から科せられたとある処罰。

 何も難しいものではない。寧ろ簡単なもの。ポイント稼ぎ。それはただ単にポイントをいかなる手段を使ってでもノルマ、つまり目標を達成すればオーケー。ただしポイントによる達成。それ以外でノルマを達成しても無効となる。

 確かに簡単な処罰ともいえないようなのが科せられたのだがそれは召喚獣に対して言うと難しい範囲内に入ってくる。



 元々の話だが、召喚獣は現在のようにそれこそ自分やオーティスのように擬人化などというのはできなかった。常に獣のような姿で人間からは嫌われていた。

 そしてクリスタル・ガーデンが設立されてから擬人化というのができるようになり、しかし擬人化はガーデン設立後に生をうけた召喚獣のみが行えるものという条件つきの召喚獣向けシステムの一つだった。

 そしてこのシステムの中には召喚獣を抑制するためのシステムもある。

 それがポイント稼ぎだった。召喚獣は何らかの違反行為を行った場合クリスタル・ガーデンの名でそれ相応の処罰を受ける。しかし、その違反行為が違反ともよべないようなものだった場合。

 ポイント稼ぎというシステムが導入されるまではそれらを見逃していた。つまり違反ともいえない行為は全て見逃していた。だがそれに反発したのがガーデン側の人間だった。

 因みにクリスタル・ガーデンというのはその構成はほとんどが人間だ。そのほかに召喚獣の意見を尊重するという意味で擬人化できる召喚獣が何人か。

 丁度、召喚獣による違反行為が激増しているとき。そんなシステムが導入され、それはポイント稼ぎ。

 さて。ここで何故召喚獣という強大な存在を押さえつけるのにポイント稼ぎなどというシステムが導入されたのか? それは強大な存在の中にある数少ない弱い部分を利用したシステム。



「オーティス! 確かに召喚獣は擬人化しても一部の存在を除いてテーブルや椅子といったものに触れられないから仕方ないけど!」

 召喚獣は物理的な物。要するにテーブルや椅子といったものに触れられない。まあフェクトが言うように一部の存在〈ガーデン側の擬人化召喚獣〉を除いての話だが。

 しかし召喚獣はエネルギーが宿るものには触れられる。

 以前空を創りだした時、フェクトがファイルや書類に触れられたのは一定のエネルギーが含まれたものだったから。



「オーティス?」

「そうか。エネルギーが宿るものには触れられるから、そのポイントを」

「言っておくけどエネルギーが宿るものにはポイントなんてついてないから。そしたらこのシステムの意味が無いでしょ」

 フェクトの言葉でオーティスは項垂れる。

 ポイントというのは円の中にPとかかれた球体のこと。そしてポイント稼ぎはその球体を集めノルマ達成まで兎に角集めること。



「はぁ……オーティス。ポイントを稼ぐ方法ならいっぱいあるだろう。たとえば擬人化してもポイントが集められないなら擬人化しないとか」

 召喚獣は物理的な物に触れられない。それは擬人化しても同じこと。そしてポイントは球体のため物理的な物。だからフェクトのこの言葉はオーティスにとって意味が分からないものなのだが。



「要するにポイントを稼ぐにはポイントを追い詰めればいいということ!」

 ポイントは球体だ。勿論、物理的な物。召喚獣には触れる事ができない。だけど、ポイントは生命体でもある。生命球体とも言う。

 当然、いけるものなのだから動く。それはもう速い速い。下り坂なんてありえない。瞬間移動かって突っ込みを入れたくなる。逆に球体のため上り坂ではものすごく遅くなる。何だろう。あれを見たら下り坂と上り坂でのあの球体の速さに対しても突っ込みたくなる。



「追い詰めるって……」

『ピンポーン、パンポーンですっ!』

 仮想空間内にあるスピーカー〈学校の教室の黒板の上とかにあるようなあれ〉から音声が流れ出る。

 声の主はガーデン側の人間らしい。敬語口調で話す少女のようだ。



『フェクトタクティスさん、オーティスタクティスさんにご報告ですっ! ただいま、ガーデン内の正式会議で可決されたことをご報告ですっ! なななんと! 今まで生命球体といわれ下り坂では速い逃走を図り、上り坂では下り坂の速いあの逃走が嘘のようにトロくなるポイントちゃんが動かなくなるのですっっ! どうでしょうかっ! どうせ今ごろ、フェクトさんたちは生命球体を追い詰めて捕獲する作戦を練っていたでしょうと私は思いますよ! はい! ですがそこにこの決定! 因みにこの決定はクリスタル・ガーデン正式会議での決定ですよっ! 覆す事は許されないのですよっ! では頑張ってくださいねっ!』

 ………………。



「オーティス。どうしよう」

「召喚獣が物理的な物に触れられないとなると……どうしような」

「本当にどうしようだね」

 正直、このクリスタル・ガーデンは召喚獣の処罰に対してどんな態度をとりたいのか、とことん突き詰めたくなってきました Byフェクト。



後書き


作者:フェクト
投稿日:2010/03/08 19:28
更新日:2010/03/08 19:28
『炎に従う〈はずの〉召喚獣』の著作権は、すべて作者 フェクト様に属します。

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